そもそもなぜ音痴なのか
音痴には、2通り原因があると言われます。♪音痴の原因2パターン
・身体の作り上、正しい音を出せないパターン
・感覚的に自分の音が外れているというのがわからないパターン
子供は身体も発展途上ですし、感覚的なものも未発達です。音痴じゃないほうが珍しいのかもしれません。
でも、せっかくなら直してあげたいです。
うちの子は音痴で、そのうち直るかなーなんて思っていました。私も歌が好きなので、お風呂で一緒に歌ったりしていました。
でも一緒に歌っていても、子どもの音がずれてしまうのでなんだかモヤモヤしちゃうんです。
幼稚園で子どもが歌っているのを見ても、大声でズレていたりすると あちゃー(笑) となります。
ちなみに音痴は遺伝ではないようです。研究でも、遺伝が原因という結果は実証されていないとのこと。
子どもの音痴を治すためには?
私が実践してみた子供の音痴を治すポイントは、・たくさん音楽を聴かせる
・楽しく練習する(できれば一緒に)
・音痴だということを、けなさない
です。一番大事なのは、一緒にたくさんの音楽に触れることだと思います。音痴なのは、きっと音楽に触れる機会が少ないから。
我が家ではできるだけ音楽に触れるため、食事中はテレビではなく音楽をかけることにしています。
また、子ども用の電子ピアノを与えて、一緒に練習したりしています。ピアノは1音1音確認しながら遊び感覚でできるし、子供も喜んでいます。
それから、音痴なことをけなしてはいけません。
自分は音痴なんだ、とマイナスイメージを持ったまま成長すると、音痴が治らないばかりか歌うことをためらう人になってしまいます。
たくさん音楽に触れれば、そのうち上手になるでしょ♪くらいで付き合うのがいいですね!
ちなみに「劇団ひまわり」では、発生練習のために、動物の声マネをするそうです。ニャオーンとかワオーンとか言っていると、子どもがノッてきてしっかり声が出せるようになるのだとか。
少しずつ音痴が直ってきた?
上記のポイントを心がけていたら、うちの子は少しですが音痴が直ってきました! もともと結構ひどいレベルだったので…マシになったという感じですが。 「かえるのうた」とか「さいたさいた」とか簡単な歌は、そんなに外さず歌えるようになったのです。 キーの高いところが難しいようですが、とくに男の子は難しいのかもしれませんね。 もちろん幼稚園での練習の成果かもしれませんが、確実に音楽にも興味も持ち始めました。楽しそうに歌っています。 そしていつの間にか好きなアーティストまでできました。「ねごと」というガールズバンドなのですが、いろんな曲を聴かせているうち、なぜか「ねごと」を好きになったのです。 食事のときも「ねごとがいいな〜」とか言ってきます。声も、ビジュアルも好きだそうですw 色んな音を使っているバンドなので、子供にも楽しく響くのかもしれません。 とにかく、音楽に興味を持って楽しんでくれるのは嬉しいですね! あとオススメの音楽といえば、音域の広いクラシック音楽、童謡を聴かせると良いと言われています。子供に合った音楽を探してみてはいかがでしょうか。一番大切なのは一緒に楽しむこと
子どもが音痴で困っているという方、一番大切なのは、パパママも一緒になって楽しむことだと思います。小さいうちから両親も一緒に楽しむことで、いつの間にか直っていくんじゃないでしょうか。 もし直らなくても、音楽は音を楽しむもの。悲観せず、音楽は楽しい!という意識ができれば、問題ないのです。 それでも気になるという方は、こんな本もオススメ↓
改訂版 プログラムCDつき 奇跡のボイストレーニングBOOK―声美人・歌上手になる
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弓場 徹 主婦の友社 2013-11-13