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焼き絵で手に職!?沖莉子さんの作品から考える子どもの将来

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「手に職をつける」という言葉、あなたも聞いたことがあると思います。楽器の演奏、大工、飛行機のパイロット、どれも身につけたら立派な仕事になる手に職です。

しかし、ひと昔前までは「この仕事なら一生食っていける」という職業も、AIやコンピュータの発達によって変わってきました。

そんなとき、沖莉子さんの「焼き絵」を拝見して、子どもの将来についてとても参考になったのでご紹介します。

「この子が大人になったとき、どんな社会だろうか?」「子どものために何かできることはあるだろうか」というパパママにオススメです。

「焼き絵」で日本を表現する

今回ご紹介する沖莉子(おきりこ)さんは、静岡県富士市出身のアーティスト。

私と沖さんの出会いは旅行先での偶然の出会い。富士山と駿河湾が望める風光明媚な堤防を散歩していたとき、そこで絵を描いていた沖さんに興味を持って話しかけたのがきっかけです。

様々なアートを創り出す沖さんが、この度「焼き絵」の個展を開催するということで、一足先に作品を拝見させていただきました。

沖莉子 焼き絵展

※イベントは既に終了しました

日時:2019年 5月6日(月)〜 8日(水)

   10:00〜18:00

場所:アパホテル 富士中央 1Fポートホール

住所:静岡県富士市日乃出町38番地

入場無料 ホテル西側に駐車場あり(3時間無料)

焼き絵とは、木材に熱したコテで絵を描く技法。コテの微妙な当て方で陰影を描くそうで、考えただけでも難しそう…

そんな沖莉子さんの焼き絵作品の一つがこちら。

沖さんの地元・富士山を描いた焼き絵です。

「焼いた」とは思えない繊細なラインと、古美術とか伝統といった言葉を彷彿とさせる存在感に、感激しました。

沖さんはもともと絵画をやっていたそうですが、焼き絵はほとんど独学でここまでの作品を作り上げたというので驚き。

そんな沖さんが焼き絵を始めたのは、1人の著名な先生の存在があったようです。

著名な先生の元で学ぶということ

沖さんが絵を学んでいるのは、沖さんと同じ静岡県富士市出身で世界で活躍する洋画家、牧野満徳(まきのみつのり)さん。

牧野さんはイギルスやタイ、NYの美術展などに作品を出展し、数々の賞を受賞している著名な画家。

出典:「滝」牧野満徳 公式HP

沖さんは5年前から牧野さんに師事し絵画を学び、焼き絵を始めたのはまだ1年ほど。

1年で富士山の焼き絵のような作品を作れるのは驚きです!

これは普通に考えると「才能」という一言で片付けられるかもしれません。

しかしこの沖さんの作品が生まれた経緯にこそ、これからの子どもや社会にとって大切なヒントが隠されていると思うのです。

沖さんから学ぶ、何かを身につける近道とは?

絵を描く以前に、様々な焼き絵作品を販売している沖さん

 

私は沖さんの作品を見て「自分の子どもも、発想力豊かに色んなことに挑戦できる子になってほしい」と思いました。

そして、なぜ沖さんがこのような”才能”をもって、美しい作品を作れるのか考えてみました。

 

赤ちゃんが何かを覚えるとき、必ず「モノマネ」から始まりますよね?

パパやママの言う言葉、仕草を真似し、そのうち喋るようになる。

初めは言葉さえ知らないのに、いつのまにか会話ができるようになる子どもの成長には、私も不思議さや感動を覚えたものです。

大人になってもこの流れは変わりません。何か新しいことを身につけるときは、既にあるものの真似、誰かの真似をして覚えます。

かのスティーブ・ジョブズは”天才”ですが、MacやiPhoneを生み出したのさえ、初めの初めは誰かの真似をして成長し、その知識や経験の組み合わせでできたものに違いありません。

つまり、何かを身につけるのに大切なのは才能ではなく、「行動」や「やり抜く力」が必要なのです。

もちろん遺伝的な"センス"はありますが、最終的には行動ややり抜くことの先に、新しい価値を生み出す力があります。

沖さんの「焼き絵」が正にこの例。

ただの絵画ではなく、木材を焼いて絵を描く、ということに挑戦することは、数々の行動があったりアートを続けていた沖さんだからできたこと。

ストリートでも絵画を描く沖さん

 

そして著名な先生に出会い、一気にレベルアップしたり、個展にまでこぎつける。

この一連の流れはどんなことにでも当てはまる大切な流れです。AIなんかが進化しても人間にしかできない、特別なことなんです。

決して近くないけど、何かを成し遂げる確実な方法。「行動すること」「やり抜く力」を大切に育むことで、様々なことを身につけられるようになります。

 

情熱をもって行動していると、出会いにも恵まれます。

そうして身につけた経験・知識から発想が生まれ、焼き絵のような作品が生まれるのです。

これこそが「手に職」ですね。

 

ちなみに「やり抜く力」については、ペンシルベニア大学心理学教授のアンジェラ・ダックワース氏が自身の研究について著書で述べています。

ダックワース氏は長年に渡って「やり抜く力」の研究をされており、これによると成功者は「情熱」と「粘り強さ」を持っているのです。

子育てや自己啓発にとっても役に立つので、ぜひこちらも読んでみてください。

自分にしかない価値を生み出そう!

沖さんの作品。花瓶が見事な焼き絵になっている。

 

インターネットやAIが現れ、私たちの生活はどんどん変わってきました。

しかしそれに伴って様々な人間の仕事が失われるとも言われています。

この人間の仕事が失われると予測される一見不安な未来は、私たちの子どもたちの将来ですよね?

私は、自分(人間)にしかできない価値を生み出すことが、これからの時代に大切だと考えています。

水彩画を描ける人は山ほどいます。版画は古くからあります。

しかし木材を焼いて絵を描く人は少ない。例えばそこに「富士山」という日本の象徴を組み合わせることで、日本の人のみならず海外の人も興味を示す。

あなただけの付加価値を生み出すことで、それが信用やブランドとなり、結果的にお金繋がることも。

だから

子どもには、たくさんのやり抜く経験や行動をさせて、自分の価値を高めてもらう。

これは私たち親世代ができる、次の世代へのプレゼントだと思っています♪

沖莉子さんの作品を観て刺激をもらおう!

沖莉子さんは2019年の5月6日〜8日に、静岡県富士市のアパホテルにて個展を開催されます。観覧は無料だそうなので、ぜひ作品をご覧になってください!

※イベントは既に終了しました

ちなみに「ポスターに作品が載ってないのと、ホワイト莉子、ブラック莉子って何?」というのが気になったので聞いてみました。

私はまだひよっこだから、年齢を重ねて経験や知識で描きたい絵が変わっていくと思う。今はとにかく描きたいものだけ描いてる。それで、綺麗な物を描きたい時とダークな物を描きたい2面性もあるから、そこを最大限表そうと思ってこうなった。まだ無名だし作品は会場で見てもらいたいから、ポスターは私。

とのこと。あくまで謙遜していますが、アーティストならではの感性溢れる理由ですね!

沖さんの作品を見て、子どもの将来について、またあなたが情熱を注げることは何か、というのをぜひ感じてみてください♩

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はち

はち

2児のパパ。あなたの側にある製品の開発者。ライター、投資家も。2018年、子育てのため長野県へ移住し核家族で奮闘中!

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