乾燥しすぎと加湿しすぎの問題について
まず、乾燥することのデメリットをあげます。☆乾燥すると
・ウイルスに感染しやすくなる
・お肌によくない
乾燥すると、ウイルスが活発に動くようになります。すると、風邪やインフルエンザウイルスが活発になるため、ウイルスに感染しやすくなってしまいます。
また、美容にもよくありません。お肌が乾燥すると、シワやたるみの原因にもなってしまいます。
そうはいっても、加湿しすぎもよくありません。加湿しすぎると今度はカビやダニが発生しやすくなってしまいます。
湿度の関係をつたない図で示してみました。

冬の湿度管理はとくに大切
冬はインフルエンザが流行する季節。インフルエンザを予防するには、湿度50~60%を目安に、温度も20℃以上を保つことが良いとされています。 しかし、何もしないと冬場の湿度はとっても低いですよね。我が家では、冬場暖房も加湿器も付けていない早朝、湿度は25%前後。 乾燥は嫌なので、以前から「HITACHI EP-LVG90」という加湿機能付きの空気清浄機を使っていました。 しかしそれでも、エアコン暖房を使ってしまうと40%を切ることがしばしば。 どうにかならんものか、と、新たな加湿器を買い求めることにしました。加湿器の種類について
加湿器には種類があります。・スチーム式
加熱して蒸気を出す。加湿能力は圧倒的。手入れも圧倒的に楽。電気代はすごく高い
・気化式
水を気化させるため、冷たい気体が出る。加湿能力は低め。月1は手入れが必要。電気代安い。
・超音波式
小型化に向く。気化式と似たような能力。頻繁に手入れが必要。
・ハイブリッド式
スチーム式と気化式のハイブリッド。加湿能力が高く安全性も高い。値段も高い。気化式と同じくらい手入れが必要
本来、使用する部屋や環境で使い分けるのがいいのです。
しかし私が過去に全てのタイプを使用して感じたことは、スチーム式以外、お手入れすげー面倒!!!
スチーム式以外は冷気が出たり、構造が少し複雑なせいか、カビや汚れがとてもつきやすいです。
フィルター5年交換不要なんてうたっている機種でも、ちょっと掃除を怠るとすごい臭いがした経験もあります。
その点スチーム式は沸騰させるので、菌やカビの繁殖はほぼありません。ただ、電気代が高いのですが…
しかし。健康面とお手入れしやすさを考えて、最新のスチーム式加湿器を購入することにしました。
オススメのスチーム式加湿器は「象印 EE-RM」
私が購入したスチーム式加湿器は、こちら「象印 EE-RM」。
すごい加湿能力
使ってみた最初の印象は「さすがの加湿能力!」です。 我が家は木造一戸建て、リビングは和室とつながっていて、やや広め。約22帖の部屋が、しっかり湿度50%以上を保てています。 乾燥していたり、気温が低くてエアコンがバリバリ風を出しているときは、さすがの象印さんでも1台では40%くらいになってしまいます。 そんなときは前から使っていた加湿機能付清浄機。こちらの加湿機能を合わせて使ったところ、50%前後を保つことができるようになりました。 ちなみに象印さんを寝室8帖で使用したところ、湿度30%がみるみる上がり、65%まで上がってしまいました。 一応、オートで湿度管理してくれるはずですが、最弱で運転しても高湿度になってしまいます。狭い部屋で使うにはオーバースペックですね。お手入れは想像以上に楽
加湿器を使っているとカルシウムの結晶が溜まるのですが、表面加工が優れているのかとても取れやすいです。 昔使っていたのはカルシウムが蓄積する一方でしたが、象印さんはある程度溜まるものの、ペリッと取れてくれたりします。 「クエン酸洗浄」のボタンもついているので、汚れが気になったらクエン酸洗浄すればいいだけですね。少しだけデメリットもあり
ただし、デメリットも少しあります。 タイマー機能が少ないです。入りタイマーは6hのみ、切りタイマーは2hと6h。
湿度を上げたら、実感できるメリットがたくさんあった
この加湿器2台体制で湿度管理するようになってから、実感したメリットがあります。・肌の乾燥がなくなった
・子供の風邪が治りやすくなった気がする
・暖房の設定温度を1~1.5℃下げても寒くなくなった
驚いたのは、エアコン暖房の温度を下げてもあったかく感じるようになったこと。
湿度が高いと暖かく感じるというのは知っていましたが、ここまで実感できるとは思いませんでした。
1月現在、我が家のエアコン暖房の設定温度は21.5℃です。以前は23℃くらいにしないと寒かったのです。
スチーム式で電気代は上がりましたが、エアコンの電気代が下げられるので、メリットの方がとても大きいと感じました。