私は家に物を増やしたくありません。掃除や片付けが大変になるからです。
夏の時期、子どものプールも例外ではありません。
家庭用のプールなんて、膨らますのも大変だし、洗わなきゃいけないし、市民プールの方がコスパもいい!
でも、隣の家も
裏の家にも
家という家にプールがあります。
息子5歳は、当然おねだり。
それに加え、今年は連日の猛暑。プールに出かけるのも億劫になるほどです。
ということで、我が家にも家庭用プールが来ることに。
でも物をできるだけ増やしたくない私は、空気入れは買いませんでした。
だって、自転車用空気入れがあるんですもの。
しかしこれが後悔を生むことになるとは、このときは思いもよりませんでした。
買ったのはINTEX社の家庭用プール
我が家が選んだのは、INTEX社の家庭用プールです。
どうやらプール界では有名なようで、調べるとたくさんINTEXの名前が出てきました。
屋根付きプールとかも候補にいれたのですが、
という妻の助言もあり、シンプルかつ丈夫そうなタイプにしました。
それから、家庭用プールは下にマットを敷かないとすぐ破れてしまうようです。
固い地面や砂利があると一撃かもしれません。薄~いビニールみたいなもんだから仕方ないですね。
家庭用プール用のマットも売っていたのですが、空気を入れて膨らますタイプでした。
空気入れ作業はできるだけ減らしたいのと、他のレジャーにも使えそう、という理由から、シルバーシートを購入。
そして空気入れ。
「自転車用のあるんだから、それでいいだろ」
ということで、膨らまし役は自転車用空気入れに託すことにしました。
自転車用空気入れで幸先のいいスタート
プールは、広げるとこんな感じ。
こちらが自転車用空気入れ。コンパクトな足踏みタイプを持っていました。
こんな先っぽも付いていたので、まあ空気入るだろうとたかをくくります。
まずは底面。
見事、先っぽは入りました。
気温31℃の中、シュコシュコ足踏みはなかなか辛いです…
150踏みくらいしたところで、底面はパンパンに膨らみました。
さあ、あとは側面です。
空気入れる場所は…
どこだ…
ないぞ?
…
ありました!絵柄に気を取られてなかなか気づきませんでした。
…
空気入る気がしねーーー!!
明らかに、サイズが違う。これだとせっかく踏んだ空気を大気中に放出するようなものです。
先っぽを取り外して無理やり押し込んでみましたが、全然空気入りません。
「説明書は…」
わからん!
日本語もあったけど、普通に空気入れるだけっぽい?
やはり、サイズがピッタリじゃないとダメか?
空気弁のサイズがピッタリじゃないと合わない?
もしかして、別サイズの弁が他の場所についてたりして?
そう思ってもう1度全体をよく見てみました。
あ!!
これだ!!
水抜き穴が空いていて、空気が漏れていたのか!
気を取りなおして、シュコシュコ。
…全然、入る気がしない。
これならどうだ?
入らない…
…
自転車用じゃ、無理だ!!
INTEX専用の空気入れがある
このままではただの足踏みトレーニングになってしまうので、私は近所のケーヨーD2(ホームセンター)に急ぎました。
そして、見つけました。
INTEXの空気入れ!!
¥300くらいの安い空気入れもあったのですが、それだと先っぽが細くてだめそう。
結局、INTEX専用品を買うはめになりました。
家に帰り、さっそくプールに接続。専用品だけあってぴったり。
シュコシュコします。
明らかに、空気が入っています!
踏むこと390回、時間にして4分35秒。
さっきまでの苦戦はなんだったのか…
空気が入ればこっちのもの
無事プールが完成したところで、息子に遊ばせます。
目をきらきらさせてびしょ濡れになる息子の姿、いい思い出です。
炎天下の中、長い時間子どもを遊ばせることはできません。
およそ30分遊んで、プールは終わり。
準備は時間がかかりますが、楽しいことはあっという間。
そして水を抜くのがちょっと面倒でした。水の入ったプールは重くて、簡単には持ち上がりません。
でも底面に水抜き穴があるので、こんな感じで浮かさないと水が抜けません。
後で気づいたのですが、側面部分の空気を抜いてしまえば水も流れてしまうので簡単そうです。
それから片付けるとき、空気を入れるデカい弁が便利だということに気づきました。
デカいだけあって、あっという間に空気が抜けるのです。
さすが海外製、合理的。
ちなみにプールはすごく丈夫でおすすめ!
INTEXのこちらのプール。
底にも空気が入ってふかふかで、側面が他の安いプールより厚さもあり、しっかりしています。
子どもが少しくらい寄りかかっても、へにゃっと倒れることはありません。比較的安全なプールです。
シンプルだけど丈夫なプールがいい、というパパママにはおすすめですよ!
結論:空気入れは専用品を買おう
家庭用プールの空気入れは、専用品を買ってしまいましょう。
ただしプール側の弁が小さいタイプだったり、空気入れの先っぽがピッタリサイズなら、自転車用でも空気が入ります。
私はこのドタバタに約2時間費やしました。専用空気入れは約¥1,000。お金で2時間買えばよかった。
結果息子が喜んでくれたので、最終的にはいい思い出です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おわり