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【経験談】賃貸で失敗しないために。見落としがちな注意点4選。

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あなたは賃貸をお探しですか?賃貸と言っても膨大な種類があります。でも借りる住居とはいえ簡単に引っ越すものではないし、失敗はしたくないですよね?今回は、自身の引越し経験7回、親族や知人の引越し手伝い多数(笑)の私が、見落としがちな注意点4選をご紹介します。

見えるところしか掃除されていない、と思ってチェックしよう

  これは私の実体験ですが、築4年のいわゆる築浅物件に引越した後のことでした。 大手ハウスメーカーの物件だったのですが、暮らし始めてまもなくカビに悩まされ始めたのです。 気づいたときには押入れの衣類、カーテンなどがカビだらけになっていました。 不安になり色々な箇所を調べたら、エアコンの奥、浴室の鏡台の下側(パッと覗き込んでも見えない部分)キッチンの蛇口部分がカビだらけ、真っ黒でした。 住む前のチェックではパッと見キレイだと思ったところも、見えない部分が カビだらけだったのです。 周囲が建物に囲まれておりもともと日当たりがよくないというのも要因だと思います。カビ胞子は一度育つとせん滅させるのが大変ですし、どんどん広がってしまいます。 私は少し潔癖なところがあります。クローゼットに衣類をしまうときは必ず洗って完全に乾いてからしまいますし、換気もしていました。 それでもびっくりするくらいあっという間にカビが広がってしまいました。おそらく前の住人もカビだらけになって、引き払ったあとに簡単なクリーニングしかされなかったのでしょう。私が住んでから間もなくカビが猛威をふるったのでしょう。   入居前にクリーニングをしっかりしてくださいね!と不動産会社にはお願いしました。しかしいざ入居日に入室してみたら、ゴミがや汚れが落ちていなかった…というレベルの業者でしたから。カビ菌が大量に残っていたのでしょう。 結局カビだらけの衣類やカーテンなど、結構な量を処分しました(断捨離の意味も込めて)。 賃貸に入居を決める前には、必ず見えない部分もチェックすることをオススメします。 たとえ大手でも、クリーニングは下請け業者が手抜きをしたりしますのでご注意ください。 もちろん、大抵は優良な業者さんのはずですが。 前の入居者が出たばかりのクリーニング前で、カビなどがたくさんあった場合は、業者がクリーニングをすると言っても入居はやめた方がいいです。 実際に私が入居した部屋。クリーニング後だと言われたが、髪の毛や虫の死骸があちこちに・・・ 浴室。こちらもクリーニング後のはずが、カビや汚れだらけ。これでも築4年。
入居前に見えづらい部分までチェックし、怪しいところは業者へ打ち上げる
 

騒音がないかチェックしよう

これは私の友人の話ですが、友人は安い家賃と駅近という理由で線路沿いの物件を即決しました。電車は通りますが、それほど頻繁でもなく大丈夫だろう、と思ったそうです。 しかし、いざ住んでみた夜中のこと。あまりに長い電車の音で眠れない!と外を見てみると 長ーい貨物列車が走っていたのです。貨物は夜中に走ることも多く、普通列車より長いのです。 日中は我慢できても、寝ているときには我慢できなかったのでしょう。 この方は耐えかねて1週間で引越しされました。 私も線路沿いの物件を何度かみたことがあります。昔からそういうところに住んでいて 慣れている方はなんてことないそうですが、私も耐えれないとおもいました。 ちなみに不動産会社の人の常套句は「みなさん音に慣れるとおっしゃいますよ♪」です(笑)慣れない人は慣れません!!   また、近くに工場がある物件も注意が必要です。休日に賃貸を観に行っても、工場が休みだと騒音に気づかないことも。できるだけ平日にも確認した方がいいです。 騒音がある物件の場合はしばらくその部屋にいて目をつぶり、それでもリラックスできるか どうかを確認することをオススメします。
線路、工場、飛行場等の近くは要注意

周辺の環境をチェックしよう

周辺の環境をチェックすることも大切です。例えば地域的に治安が良くても、その賃貸の周りだけ治安が悪い、という場合もあります。それは、住んでいる住人や環境によるためです。 物件のまわりにタバコの吸殻が落ちていたり、落書きがあったりするところは素行の悪い人が住んでいる、または近寄る場所の可能性があります。 また、停めてある車でもある程度判断できます。ボコボコに凹んだ車、イカツイ見た目をした車などがあるとことは少し様子を見るといいです。 近年、アパートの隣人同士の事件もよくニュースで耳にします。ちょっと物音をたてるだけで怒鳴りこんでくるような人も中にはいます。 面倒でもできるだけ事前に情報を集めることをオススメします。   これは私の実体験で、とあるアパートに夫婦で住んでいたときのこと。 私たちが住み始めてから数ヶ月後に、同じアパートの上階に男性が一人で住み始めたようでした。 その人はどこか挙動不審で、妻の話によると午前中決まった時間に人目を避けるように徒歩で出かけていたとのこと。車は黒塗りのセダンに乗っていたのですがナンバーは500kmほど離れた場所の地名でした。 そのため最初は単身赴任か何かだろうと思っていましたが、仕事に出ている様子もなくどうも怪しい。それからしばらくしたある日。新聞記者やテレビ局の取材班が私の住むアパートに訪れ、私の妻にも取材をしたのです。 記者「2階に住む方のことを何かご存知ではないですか?」 妻「知りません、何かあったんですか?」 記者「いえ、事件とかそういうんじゃないんですけど・・・」 それから数ヶ月後、そこの怪しい住人は逮捕されました。 全国ネットのニュースになったため具体的に言うと場所が割れそうなので言いませんが・・・いわゆる詐欺でした。 足がつきにくいようわざわざ遠方に来て、こそこそとしていたのにはわけがあったのです。 そのときのアパート周辺は、外国人が多く住んでいたり、空き缶が捨てられていたりしました。 挙動不審な人や、おやっ?と思ったところには大抵何か潜んでいるので、気をつけてください。
周囲の雰囲気から、どんな住人がいてどんな環境かを推測する

家賃や間取りだけでなく、設備から総合判断しよう

当然のことですが、賃貸には新旧様々な物件があります。新しい物件ではオール電化でソーラー発電まで付いていたり。古い物件では和式トイレや、浴室内にボイラーがあるタイプだったり。 しかし古い方を見だすときりがないので、ここでは築20年くらいを限度として比較します。

新しい物件のメリット

新しい物件のメリットは、何と言ってもキレイなこと。 お風呂はサーモスタット付混合栓タイプで使い易いし、広さもある。サーモスタット付混合栓とは、ツマミひとつで湯温を調節できるタイプのこと。古いタイプは混合水栓で、お湯と水を別々に調節するタイプが多いです。 毎日リラックスするお風呂にはこだわりたいという人にはサーモスタット付をオススメします トイレはウォシュレット付で暖房便座もある。雨戸は自動シャッターの物件もあり、手を汚さずに閉めることができます。エアコンが備え付けの場合も多く、しかも新しいタイプなら電気代も節約できます。 窓は最近はペアガラスを採用する物件も増えてきました。ペアガラスはガラスが2層になっているものですが、結露しにくく断熱効果も抜群です。よって、冬場は暖房代をかなり節約することができます。   デメリットといえば、家賃が高いところです。値下げもなかなかできません。 あなたが借りなくてもすぐ部屋が埋まるので、値下げ交渉に応じない場合がほとんどです。

古い物件のメリット

古い物件のメリットはとにかく家賃が安くできます。値引きも応じてもらえることが多いです。 ですが、築20年以上、家賃も安いとなると設備はそれなり。ウォシュレットがなかったり、お風呂はお湯と水を別々に操作するタイプだったり、備え付けのエアコンが汚かったり。 また、壁が薄くて隣の部屋の音が筒抜けの場合も多いです。古くてもマンションならともかく、とくに古い木造アパートは電話の声も筒抜けと思った方がいいでしょう。 また、古いということは色んな人が住んでいた可能性があるということ。冒頭でご紹介しましたが、1度カビが生えた部屋だとクリーニングでごまかしてもまたカビが発生する可能性が高いです。 以上のことから、よほど金銭的に苦しくなければ新しい物件がオススメです。 家賃が安いからと古い物件に住んで、ランニングコストがかさんでは元も子もないですし。 私の経験ですが、一冬の光熱費を比較したときに、新しい物件の方が築20年の物件よりも3〜4万円浮くこともありました。古い暖房器具や断熱性の低さ、プロパンガスとオール電化の差だったため、このくらい違ったのだと思います。
安い物件にはそれなりの理由がある

まとめ

チェックする項目を簡単にまとめます。
・見えないところもカビなどないかチェックする ・平日・休日ともに騒音がないかチェックする ・治安の悪そうな地域でないかチェックする ・家賃や間取りだけでなく設備も含め総合判断する
また、営業さんの言うことは鵜呑みにしない方がいいです。営業には本当に人情味あふれる親身な方もいらっしゃいますが、一方でセールスのプロであります。契約を取らせるようにその場しのぎの説明をする人も少なくないです。営業が何と言おうが、できるだけ自分の目で確かめることが大切です。 あなたが、少しでも満足のいく賃貸に出会えることを祈っています!   子どもができて、我が家は一戸建てにしました。こちらの記事もどうぞ↓ 賃貸より一戸建て。我が家が新築を選んだ理由。
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はち

2児のパパ。あなたの側にある製品の開発者。ライター、投資家も。2018年、子育てのため長野県へ移住し核家族で奮闘中!

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