2018年1月、我が家に第2子が誕生しました!子どもが無事産まれたら、ママだけでなくパパにも待っている試練の1つとして粉ミルクがあります。今回、ミルクを「飲まない」「飲んでも吐き戻す」が激しかったので、その対処法と裏技をご紹介します。
この記事は、
・粉ミルクをあげるのが初めて
・粉ミルクを飲んでくれない or 吐き戻す
・ビーンスタークの哺乳瓶を使っている
という方にオススメです!
粉ミルクを飲まないから体重が増えない!
我が家では生まれた赤ちゃんに、母乳と哺乳瓶で粉ミルクをあげていました。
しかし、赤ちゃんが粉ミルクを飲んでくれないという問題が発生。
最初のうちでも50~60mlは飲んでほしいところ、10~20mlくらいで「ふぅ~」って感じで粉ミルクを飲むのを止めてしまうのです。
「無理に飲ませるのも、どうかな~」
と思いながら過ごし、2週目に健診に連れていったとき、先生から衝撃の一言が。
「体重、出生時より増えてないですね」
なんと、2週間たっても出生時の体重より増えていなかったのです!
そもそもが大きくなかったのですが、生後2週間たっても2700gしかなく、心配になりました。
病院からも当然「ミルクが足りない」と言われました。
でも、どうやれば飲んでくれるのか…
赤ちゃんが粉ミルクを飲まないのは哺乳瓶が合わないから?
粉ミルクを赤ちゃんに飲ませているとき、
「なんか飲みづらそうだな〜」
と思っていました。
我が家が利用した病院にはビーンスタークのスタッフさんがいたので、相談してみたら貴重なお話を聞けたのです。
「ビーンスタークの哺乳瓶に、別のメーカーさんの乳首がたぶん付きます。明言はできないですが…」
とのこと。我が家ではビーンスタークの哺乳瓶を使っていました。
実は乳首に弁が付いているビーンスタークの哺乳瓶は、しっかり噛まないとミルクを吸えない構造になっているのです。
また、ビーンスタークの乳首(細口)は1種類しかありません。
でもその分母乳に近いアゴの使い方をできるのがメリットだそうなんです。
しかし吸う力が備わっていない赤ちゃんにとっては飲みづらいようです。
飲みやすい哺乳瓶に買い換えようと思っていたのが、乳首だけ変えれるとなるととてもお得ですよね。
哺乳瓶の乳首だけ他社製に変える裏技で、粉ミルクを飲んでくれた!
我が子がミルクを飲んでくれるよう願って、早速乳首だけ購入してみました。
購入したのはピジョンの「0ヶ月から S 丸穴 スリムタイプ」というもの。
ピジョンのメリットは、成長に合わせて乳首の種類を変えられる、種類が豊富という点です。
ビーンスタークと同じような太さだったので、これを購入してみたところ、取り付けできました!
こちらが普通にビーンスタークの乳首を付けた状態
こちらがビーンスタークのフタにピジョンの乳首を付けた状態
ほんの少しユルみがある感じはしますが、この組み合わせでミルクを飲ませてみました。
乳首をピジョン製に変えてみたところ、我が子は粉ミルク80mlを飲み干してくれたのです!
今まで10~20mlで頑張って60mlだったのが、ノンストップで80ml!吸うスピードも早くなった感じがしました。
他社製品の組み合わせだったのでミルクの漏れを心配していましたが、それも大丈夫でした。
乳首1つでもメーカーごとに作りが全然違う
ビーンスタークとピジョンの乳首を比べれば一目瞭然ですが、ビーンスタークは中に弁があり、ピジョンはありません。
ビーンスタークは噛まないと吸えないのに対し、ピジョンは簡単に吸えそうです。新生児にはピジョンは簡単に飲めていいかもしれませんが、ある程度成長したら、ビーンスタークの方が自然に近いのかもしれません。
乳首を変えれば、粉ミルクを飲んでくれるかも!
赤ちゃんが粉ミルクをなかなか飲まないというときは、哺乳瓶の乳首を変えてみることをオススメします。
試しに1個変えてみて、うまくいったら買い足す、ということができますし無駄にならなくていいですよ!
また、赤ちゃんの成長に合わせて乳首を変えてあげるのもオススメです。
ちなみに試してはいませんが、ピジョンの瓶にビーンスタークの乳首でも使えるみたいです。
ちなみに粉ミルクをつくるときは、電気ポットをオススメします!
オススメの電気ポットについては赤ちゃんの粉ミルクには、絶対に電気ポット!調乳用電気ケトルよりオススメ!の記事をご覧ください。
さて我が家では、ミルクを飲んでくれるようになっても「吐き戻し」の問題が出てきました。
我が家も初めてのときはびっくりして色々調べたり、産科医に聞いたりしました。
そのとき得た知識をご紹介していきます。
粉ミルクを飲んだら、今度は吐き戻しの問題が
しかしミルクを飲むようになってから、びっくりすることを体験します。
ゲボッとミルクを吐き戻すのです。
初めてのときは思わず「大丈夫っ!?」と焦りました。
心配になって色々調べました。かかりつけの産科医にも話しを伺いました。
結論から言うと、そこまで心配することではないが、場合によっては病院に行ったほうがいいケースも。
問題ない吐き戻しとは?
まず赤ちゃんがなぜ吐き戻しやすいかというと、体の構造にあります。
赤ちゃんの胃は、大人の胃をヨコ型とするとタテ型になっており、よく「とっくり」のような形と表現されます。
絵のクオリティは無視してください。
赤ちゃんはこのとっくり形のおかげでミルクが胃に溜まらずどんどん消化できるそうですが、胃の入り口の締まりが大人より弱いのです。
そのため、溢れたミルクを吐き戻してしまいます。
しかし産科医の先生からすると通常、吐き戻しは問題ないとのお言葉。
赤ちゃんが欲しがるままにミルクを与えて吐き戻し、すぐにケロッとするなら問題ないのです。
逆に欲しがるのにあげない方がストレスが溜まるとのこと。
「赤ちゃんは吐くもの」という気持ちでいた方がいい。と先生に言われました。
病院に行った方がいい吐き方は?
よくない吐き方もあります。
・吐いてから顔色が悪くなる
・吹き出すように吐く
・吐いて体重が増えない
そんなときは早めに病院に行きましょう。
問題ないときの吐き方は、吐いた後にケロっとする。これも1つの基準になります。
吐き戻しの対策は?
できるだけ吐き戻ししないようにするには、まずミルク後にすぐ横にしないこと。
少し頭を高くして抱っこしておくと、吐く前にミルクが吸収されます。ゲップはできるだけさせましょう。
そして寝かせるときはおくるみの下にタオルを敷くと、布団まで被害がおよびにくいです。フェイスタオルくらいのサイズで充分。
それから我が家では布製のスタイをして寝かすようにしたところ、ガーゼよりもしっかり吐き戻しを受けてくれて便利でした。
ただしスタイで首を締めないようには注意。
たくさん飲んで、大きくなってもらおう!
最近の粉ミルクはかなり母乳の成分に近づいているようです。粉ミルクだけでも子どもは育つので、パパも協力してミルクをあげてみましょう☆
赤ちゃんが粉ミルクを飲んでくれないなら乳首の形状を確認してみて、
吐き戻すようなら、吐いたあとに赤ちゃんがケロッとしているか確認するのがポイント。
それでも吐くようなら、衣類の締め付けなども確認してみてください!
夜泣きがあると大変ですが、休めるとき休んでくださいね♪