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便利グッズ

食洗機を自分で取り付けたら¥35,000浮いた!設置時の注意点をご紹介。

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我が家は核家族です。最近第2子が生まれたのですが、夫婦2人では家事も大変!「絶対大変になるから食洗機を買おう!」ということで食洗機を購入しました。使ってみた感想は、すごく楽で時間ができた!ということで大満足。しかしいざ購入しようとしたら、設置に結構費用がかかることが判明。自分で取り付けることにしました。今回は食洗機購入時の注意点と、自分で設置するポイントをご紹介します。

選んだ食洗機はPanasonic NP-TA1

我が家が選んだのはこれ。Panasonic NP-TA1です。

こちらは据え置き型(キッチンの上に置くタイプ)です。

なぜ据え置きを選んだかと言うと、ビルトインタイプ(キッチンにすっぽり収まるタイプ)だと割高な上に機能が少ないからです。

家を建てるときであればビルトインもスッキリしていいのですが、我が家は建売。これらのメリットデメリットを考慮して、据え置き型にしました。

そしてこの機種を選んだ理由は…見た目がスッキリで比較的安かったから 笑

食洗機Panasonic NP-TA1を子育て家庭が使った感想!使い勝手や作動音は?

もっと安いものでは当時の型落ち品があったのですが、ちょっと丸みを帯びたフォルムで、家に合わなそうだと感じたのでやめました。

設置場所や取り付け方法でプチトラブル発生!?

さて、いざ食洗機を購入しようと調査を行なっていたのですが、いくつかプチトラブルが発生しました。

新たに購入する人の参考になると思うので、1つずつ説明します。

「採寸や取り付けは全て業者にお願いするよ」というご家庭なら、このようなトラブルは発生しないと思います。あくまで費用を抑えたいというご家庭向きのトラブル解消法です。

コンセントが足りない!アースもない!

我が家は建売の一戸建てに住んでいたのですが、コンセントが少なく足りなかったのです。食洗機の電源は、アースが接続できるコンセントに単独で差さなければなりません。

アースを接続しないとどうなるかというと、万が一漏電(なんらかのトラブルで食洗機から電気が漏れる)が発生したときに感電すると生命にも関わる危険なことになります。水は電気を通すので、水を使う機器は特に注意が必要です。

しかし我が家のキッチンには、食洗機を置く位置にアース付きのコンセントがありませんでした。妻がメインで使うキッチンなので、できるだけ危険は排除したい。

ということでアース付きの電源増設を業者に見積もり依頼しました。

しかしアースを取る大元のブレーカーからの距離が遠いということと、ブレーカーまでに壁がいくつかあるため、アース付きの電源増設工賃は安くても3万円とのこと(我が家の場合)。

工賃ちょっと高いな…ということで、再調査した結果。こちら「ビリビリガード」なら工事がいらないので、購入することにしました。

このビリビリガードを普通の電源コンセントに差して、そこに食洗機等の家電の電源を差すことで、漏電を感知したら自動で電気を切ってくれるものです。

これで、ひとまず安心です。

2021年7月追記

すみません、私の勉強不足でした!ビリビリガードはアースの代わりにはならないです(代わりになる、ような表現をしていました)!

ビリビリガードは、漏電を検知すると電気を遮断するもの。

アース線は電気を地面に逃がす役割で、漏電した機器に触れても感電しないようにするもの。

再度調べてみると、アースとは違うが、漏電を感知すると電気を切ってくれるので感電対策としてはビリビリガードも有効・・・

という電気工事士さんの意見もありますが、不安な方は直接専門家に相談したり、アースを接続できるようにすることをおすすめします。

水栓も交換しなければいけない

食洗機を使うには、キッチンの蛇口から食洗機に水を供給するための「分岐水栓」なるものが必要です。こちらも家電量販店や業者に依頼すれば簡単なのですが、工賃は平均して¥5,000かかるとのこと。

こちらは自分でできそうだったので、自分でやることに。取り付け方は分岐水栓に付属のマニュアルに細かく書かれていたので、1時間くらいで終了。

結果、自分で購入した分岐水栓代¥14,300とモーターレンチ代で済みました。
(分岐水栓が意外と高い)

モーターレンチの代わりに初め別のレンチを使用したのですが、水栓を傷付けてしまい・・・結局このモーターレンチを購入。

対応する水栓の型番は、自宅キッチンの水栓に表示されています。この型番から、対応する分岐水栓をネットで調べて購入しました。

案外大きいのでスペースに困った

これは購入して自宅に届いてびっくりだったのですが、思いのほか大きく圧迫感がありました。

もちろん寸法は測っていたのですが…いざ置いてみるとすごい存在感。予定を変更し、カウンターの上に置くことにしました。

しかしカウンターの上では地震大国日本では怖くてたまりません。食洗機を揺すると簡単に傾くくらい危険でした。

ここは何か耐震グッズを、と考えたのですがいいものが見つからず。自分で耐震補強をすることに。

カウンター上の壁に寄せて、壁にL字の金具をネジ止めし、なんちゃって耐震補強にしました。


わかりづらいですが、食洗機を上から撮影した写真です。

食洗機の上面とL字金具の間には、厚めの両面テープを仕込んでクッション兼ズレ防止にしました。食洗機にネジ止めする訳にはいかないので 笑

これで、食洗機を本体を揺すってもグラグラしなくなりました!

ただしこれが確実に地震に耐えられるかはわかりません。もしも真似される方は、自己責任でお願いします。

排水ホースが短かかった!

そしてカウンターに置いたせいもあり、付属の排水ホース(1m)ではシンクまで届きませんでした。カタログに長い排水ホースが記載されていたので、これも追加で購入。

なんだか色々と出費がかさみます…設置する場所によって延長が必要かは変わりますので、事前にご確認ください。

結局全部でいくらかかったのか

食洗機を使い始めるにあたり、トータルでいくらかかったのかまとめてみました。

・食洗機 Panasonic NP-TA1 ¥63,000

・分岐水栓 ¥14,300

・ビリビリガード ¥2,689

・延長排水ホース ¥1,280

・L字金具 ×2 ¥1,420

合計 ¥82,689

もしここに、水栓工事(+¥5,000)、電気工事(+¥30,000)を追加していたら、約¥118,000になっていました。

我が家の場合、電気工事をやめてビリビリガードにしたということもあり、約¥35,000節約することができました!もともと単独アース付きコンセントが使える、というご家庭ならそもそも工事は必要ないですが。

自宅の構造、設置場所によって結構変わるんですね…

でも使い始めたら、想像以上に便利!!

結構苦労して、食洗機の設置が完了しました。さあ、使ってみよう!ということで使い始めましたが、食洗機は本当に便利です!!

どのくらい便利かを表すため、我が家での従来の食器洗い~片付け工程をあげてみます

従来の食器洗い~片付け工程

1、食器にこびりついた物を水で予洗いする

2、洗剤をつけて食器を洗う

3、洗剤を水で流す

4、水切りカゴに入れる

5、水が切れたら、残った水を拭き取る

6、食器棚にしまう

そう、片付けまでが食器洗いです 笑 これが食洗機を使うと、2、4、5の工程が無くなります!(食洗機に入れて、洗剤をセットしてスイッチオン、という工程は増えますが)

我が家は食洗機のお手入れが楽になるよう、予洗いでこびり付いた汚れは落としてから食洗機にセットしています。簡単な汚れであれば、その予洗い工程すら無くせるのです。

ただし、卵のこびりつきなどは食洗機で落ちませんでした。

 

そして妻が1番喜んでいるのは、乾燥機能です。

例えば夕飯の準備をしていると、色々と調理器具を使います。夕飯前に使ったコップや、夕飯後の食器、それに調理器具はさすがに1度に食洗機に入りません。

そのようなときは夕食準備の一環でササッと手洗いして、食洗機の乾燥だけかけるのです。すると夕食後、乾燥まで終わった食器や調理器具類は取り出してしまうだけです。

 

 

ほかにも、手洗いが少なくなるので手荒れが減ったというメリットも。こまごま書いたので、メリットを箇条書きにしてみます。

食洗機のメリットまとめ

・食器洗いの時間が半分程度に短縮

・乾燥できて、拭き取り作業が不要

・手荒れが減る

・水切りカゴとしても使える

ちなみに食洗機を購入して水切りカゴは処分したのですが、電気代や洗剤がもったいないのでちょっとした物は手洗いしています。

ちょっとした水切り代わりに珪藻土バスマットをキッチンの水切りに使ったら便利だった!の記事で紹介している珪藻土がオススメです!

設置後のデメリット

食洗機を使ってとても満足なのですが、感じたデメリットも挙げてみます。

食洗機のデメリット

・電波干渉によりWi-Fiが使えなくなった

・作動音が結構大きい

・場所を取る ※これは環境によります

Wi-Fiに関しては、正に晴天の霹靂。

この問題については突然Wi-Fiが繋がらなくなった!それ家電の”電波干渉”が原因かもの記事で紹介していますが、Wi-Fiルーターを新調することで解決しました。

 

作動音が大きいのは予想はしていたので、あえてデメリットを言うなら、というレベルです。

1番心配していた赤ちゃんの眠りを妨げないかどうか、については全く問題ありません。うちの子はスヤスヤと眠っています。もしかしたら、食洗機の「ゴーッ」という音も母胎の音と似ているのかもしれません。

ちなみに乾燥まで終わったあとの「ピーッ」という音が1番ビックリします 笑

 

場所を取るというのは覚悟の上です。ビルトインタイプにはかないません。しかし家電量販店の店員さんいわく、ビルトインタイプよりも据え置き型の方が性能は良いとのこと。

便利さにはかないません。

苦労して取り付けた甲斐がある

我が家が食洗機を取り付けるまでは、なかなか苦労がありました。この記事を書いている時点で半年ほど使っていますが、そんな苦労は完全に忘れるくらい満足です!子育て家庭には全力でおススメします!お金や苦労以上にメリットがたくさん!悩んでいる方は、是非ご購入することをオススメします♪

 

2021年5月追記:3年半ほど据え置き型食洗機を使用したタイミングで、新居を購入したのでビルトイン食洗機にしました(なんだかんだ言っておきながら新居では性能よりデザインを取った・・・)

しかしやはり!性能面では据え置き型の勝利!!食器入れやすい、たくさん入る、機能が細かい!(なぜビルトインの性能を上げないのだPanasonic・・・)

でも、食洗機があると無いとでは大違い。ビルトインでも充分時短になります♪(絶対に浅型より深型をオススメ!)

ご参考まで。

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はち

2児のパパ。あなたの側にある製品の開発者。ライター、投資家も。2018年、子育てのため長野県へ移住し核家族で奮闘中!

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