お彼岸のお参りはしてますか?私は妻と結婚してから、お彼岸を意識するようになりました(妻がしっかりしてたので…)。でも毎年「お彼岸っていつだっけ?」「何贈ればいいんだっけ?」と迷ってしまいます。我が家はなかなかお墓参りに行けないので、贈り物で済ますことも多いです。そこでお彼岸の期間と、我が家が贈ったお彼岸におすすめの贈り物をご紹介します♪
おすすめのお供え物だけ知りたい方は、目次から「間違いないお彼岸おすすめのお供物5選!」をクリックしてくださいね!
お彼岸の期間はいつ?
お彼岸は3月の「春のお彼岸」と9月の「秋のお彼岸」がありますね。
お彼岸の期間は、春分の日と秋分の日の前後3日間、計7日間です。お彼岸の初日は「彼岸入り」、最終日を「彼岸明け」と呼び、春分の日と秋分の日は「中日(なかび・ちゅうにち)」と呼びます。
2018年秋のお彼岸期間
9月20日(木) 彼岸入り
9月23日(日) 中日
9月26日(水) 彼岸明け
2019年春のお彼岸期間
3月18日(月) 彼岸入り
3月21日(木) 中日
3月24日(日) 彼岸明け
2019年 秋のお彼岸期間
9月20日(金)彼岸入り
9月23日(月)中日
9月26日(木)彼岸明け
お彼岸の期間内は、いつお参りするというのは決まっていないのが一般的。その土地の慣例やご家族に日程に合わせるのがおすすめです。
ちなみに春分の日と秋分の日は、毎年2月に行われる閣議によって翌年の日程が決められます。そのため2020年のお彼岸はまだ決まっていません。
お彼岸には何をするの?
お彼岸って1年に2回しかないので、何をするのか忘れちゃいます…
妻には「覚えといてよ!」と言われますが、男ってそういうものなのかも…何をするのか、簡単におさらいしましょう!
お墓参りや掃除
いつもより少し丁寧にお墓や仏壇の掃除をしましょう。普段は中々お墓参りって行けないですよね?彼岸の入りは掃除やお手入れをするいいタイミング。
でもお彼岸だからと言ってお墓参りで何か違うことをするわけではありません。
故人を偲びながらお参りする気持ちが大切です!
お供え物は、気持ちも大事
お彼岸のお供え物といえば、春彼岸のぼた餅、秋彼岸のおはぎが有名です。
ぼた餅とおはぎの理由は、春の花の「牡丹」と秋の花の「萩」にちなんでつけられています。
本来はお供えしたものを自分たちでしっかりいただきます。しかし近年暑さの影響もあり生物を控え、落雁などの干菓子を供えることも多いようです。
生前故人が好きだった物をお供えするのもいいですね。 気持ちが大事ということです。
お参りはお彼岸中いつでもいいが、贈り物をするときは注意
お参りは基本的にはお彼岸中ならいつでも大丈夫ですが、中日までにお供えを済ますのが一般的な地域も。
またお参りできず贈り物を郵送するなら、彼岸入りの数日前に届くようにするのがおすすめ。受け取る側の都合を考え、届く日を確認できればベストです。
表書きは御仏前で合ってる?
お彼岸のお供えを持って伺うときや郵送するときは、弔事用の掛紙をつけます。でも最近、掛紙(かけがみ)と熨斗紙(のしがみ)がごちゃごちゃになってきているようです。正しく知っている方がスマートですよね!
そもそも掛紙と熨斗紙の違いは?
お店で何かを贈るとき「熨斗はおつけしますか?」と聞かれることって多いですよね。
今はなんでも上につける紙を「熨斗」と思っている人も多くいます。でも弔事用には熨斗がつきません。
この違いはタカシマヤさんのマナーページにも書かれているので、参考にしてみてください。
ネット注文でも「熨斗紙」という表記になっている事が多く、紙全てを熨斗と理解してしまうのも仕方がないのかも…
しっかりと違いを理解して、スマートな日本国民になりましょう(笑)
表書きは?
表書きは「御仏前 or 御佛前」または「御供」が良いでしょう。御仏前と御佛前は同じ意味です。
また、仏式の場合は四十九日、神式の場合は五十日が忌明けに相当します。忌明け前であれば表書きを「御霊前」とすると尚良いです。
ただ地域差もあるので、特殊な慣例がありそうな場合は事前に確認すると無難です。
間違いないお彼岸おすすめのお供物5選!
お彼岸に時期が近づくと、スーパーでもおはぎや果物の詰め合わせがよく売られています。「でも日持ちしないし、お供物が他の人とかぶるかもしれない…」「何をお供えしよう…」と悩む人も多いのではないでしょうか?
お供えしても実際食べるのはその家族だというのもポイント。我が家が実際に送って喜ばれたお供物5選をご紹介します!
ちなみにお供え物の相場は3,000〜5,000円が一般的。でも送料も高いですし、若い人やそこまで仏事に力を入れない場合は2,000円くらいでも問題ありません。気持ちが大事!
銀座菊廼舎の富貴寄
小さめの缶に、干菓子や可愛らしいクッキーなどの詰め合わせもあります。目で見ても楽しいですよ!干菓子だけ、クッキーだけに偏らず、いろいろな種類を少しずつ楽しめるのがポイント!
慶事弔事いろんな用途の贈り物に最適です!
せんべいの田中屋 渦巻き幻魚せんべい
幻魚(げんげ)という魚を使った煎餅は風味がとてもよく、渦巻き型に作られてるのが面白い!珍しいという事で手土産にされる方も多い一品。
賞味期限は60日と日持ちするので、もらった方も助かりますよ!
五穀屋 発酵さしすせそ羊羹 五季
味は酒、抹茶塩麹、リンゴ酢、白味噌、醤油麹とまさに”さしすせそ”を使った羊羹。インパクトのある逸品で、身体にもいいスイーツです。
外のビニールを楊枝でプチっと刺すと、プルンとしたあんこ玉が現れます。食べる前の楽しみもありますね!
舟和 あんこ玉
こちらも五穀屋さんの品と形は似ていますが、味わいも種類も違います。
あんこ玉は薄い寒天で包まれていて、あんこの味がしっかり感じられます。それでいて甘すぎず、パクパク食べちゃう美味しさ!
種類も多いですが、あんこが美味しいのでプレーンが特におすすめ♪
カメヤマローソク 和菓子づくしギフトセット
なんて可愛くて美味しそうな…まさかまさかロウソクだとは!可愛らしい、本物の和菓子みたいですね!
4千円超えで少々お値段張るのですが、もらった側は開けてびっくり間違いなし!眺めるのも楽しみなローソクです。
本物の食べ物と混ぜたりしないようくれぐれも注意してくださいね(笑)
古き良き文化は守っていくのも大切ですね!
お墓まいりや日本古来のイベントは、年々廃れてきています。面倒だ、という気持ちもわかりますが、なんだか寂しい気持ちも。時代によって変化するのは仕方ないですが、お彼岸のように故人を偲ぶ文化は大切にしていきたいです。
何より子どもにしっかりと、文化を伝えていきたいですね!
お彼岸はいつも何もしていないという方も、ここまで読んでいただけたなら是非お参り or 贈り物してください!