車を運転しているとBABY IN CAR、BABY ON BOARD、ベビーインカー、キッズオンボード、…などと書かれたステッカーを貼っている車を見ることがありますよね。簡単に言うと「赤ちゃんが乗ってますよ」のアピールですが「だから何?」という人も少なくないのでは?
私も正直意味を問われるとしっかり答えられませんでし…そこで今回は「だから何?」という人や「車にあのステッカー貼りたいんだけど」という人のために、ステッカーの意味を調べてみました。
さらに、マグネットタイプのステッカーは貼り付かない車があることをご存知でしたか?マグネットタイプの注意点についてもご紹介します!
BABY IN CARの元々の意味は?
BABY IN CARというステッカーを見ると、一般的には「赤ちゃんが車に乗ってるから、気をつけてね」とか「ゆっくりでも許してね」という意味で捉えるのではないでしょうか?
でも実は、BABY IN CARにはもっと深い意味があったのです。
元々はアメリカが発祥で、万が一の事故のとき「赤ちゃんが乗っているから探して!優先的に助けて!」というニュアンスがあったようです。
諸説ありですが、レスキュー隊員も人間ですし赤ちゃんは1人で逃げることができないので、私はこの考えに同意します。
残念ながら、アメリカではもうこのステッカーが廃れてしまったようですが…
BABY IN CARは和製英語?
「BABY IN CAR」は、文法的には正しくない、という意見があります。
実際は「BABY IN THE CAR」などと言う方が正しいのかもしれません。
(私は英語教師とかネイティブではないので、ツッコミはご遠慮ください)
しかし視認性の面や、わかればいいという点では「BABY IN CAR」でいいのではないでしょうか?
新聞の見出しでもよくaやtheの“冠詞”は省略されますし…と個人的には思います。
オーストラリアにも「BABY IN CAR」のステッカーがあったという話も聞きます。
そしてアメリカでは「BABY ON BOARD」という表示が一般的とのこと。
個人的には、BABY IN CARだろうがBABY ON BOARDだろうが意味がわかるので問題ないです。
日本語だって完璧に使いこなしてる人少ないですよね?
このステッカーが嫌いという人もいる現実
ネットの声を見ると、このステッカーを嫌ってる人も少なくないようです。「だから何?」「逆に割り込みたくなる」という残念な声もあります…
「貼ってるやつほど運転が荒い」という意見もありました。
この意見に対して、私もそう思う人の気持ちが理解できないわけではありません。
BABY IN CARのステッカーを貼ったミニバンが、道のど真ん中を走っていたり。
やけに煽ってくる車だと思って道をゆずったら、ベビーインカーだったり。
残念な声が生まれる背景には、ステッカーを使うユーザーのモラルがあるのかもしれません。
マタニティマークでも「妊婦だからって偉そうにされると気に入らない」という人もいますし…
脳科学でも人間の脳は人間は良いことより悪いことの方が気になるし、指摘されやすい、と言われます。
たまたま割り込んで来た車に「BABY ON BOARD」のステッカーが貼ってあったら、「あのステッカーを貼ってるやつはマナーが悪い!」と思われる可能性が高くなるのです。
BABY IN CAR、BABY ON BOARDステッカーの本来の意味が広まり、使用者のモラルも改善して正しい理解が広がることを願っています。
マグネットタイプのステッカーは、最近の車ほど貼れないかも!?
「BABY IN CAR」、「BABY ON BOARD」は、ステッカーだけでなく吸盤タイプやマグネットタイプがあります。
吸盤だと見えづらい、ステッカーだと跡が残って嫌、という人はマグネットを選ぶのではないでしょうか。
しかし注意が必要です。アルミや樹脂製のボディには、マグネットはくっつきません!
最近の車ほど、車のリアゲート(後ろのドアのこと。ハッチとかテールゲートとも言う)には鉄が使われなくなってきています。
最近の車に鉄以外の材料が使われるの背景は軽量化が主な理由です。
あなたがマグネットタイプのステッカーを購入しようとしているなら、自分の車のステッカーを付けたい部分が鉄製がどうか、磁石などで確かめましょう!
マグネットタイプはこんなかわいいのもありますよ♪
モラルをもった使用と、正しい理解が広まってほしい
「BABY IN CAR」「 BABY ON BOARD」のステッカーの意味がしっかり理解されていれば、ネガティブ意見が減ると思っています。
もちろんユーザーのモラルあってのことですけどね。
ステッカーがあってもなくても、安全運転、防衛運転を心がける、ということがとても大切なことは言うまでもありません。
子どもがいる人もいない人も、思いやりを持って運転できるといいですね♪
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